2015年06月10日

激安ゴルフクラブはシャフトメーカー

カーボン繊維は、どうやって巻きつけるのでしょう?ガイドの知る限り、ほとんどすべてのシャフトメーカーが、この工程を手作業で行っていて、本間ゴルフも例外ではありません。どうしても機械化が難しい部分があるようです。ちなみに、これもあまり知られていないことですが、ゴルフアイアンゴルフクラブ用カーボンシャフトに採用できるカーボン繊維を製作しているメーカーは、ほんの数社。本間では、他のゴルフメーカーでも多くの実績のある有名繊維メーカーT社の繊維を使用していました。

カーボン繊維にも無数の種類があり、スタジオセレクトニューポート2シャフト製造メーカーは、それらの繊維の特性を活かし、様々に組み合わせてシャフトの性格を決めていきます。もちろん使用するカーボン繊維の選定もとても重要な要素。本間ゴルフで採用されているような弾性率40tを超える高弾性カーボン繊維は、最近大手シャフトメーカーにおいてあまり採用されていないようですが、新興のシャフトメーカーで使用されて、ギアマニアの間ではその飛距離が大きな話題となっています。

ご存じない方も多いと思いますが、一般的な激安ゴルフクラブはシャフトメーカーによって作られたシャフトが装着されています。「TOUR AD」や「Diamana」といった人気シャフトはもちろんですが、メーカー純正シャフトであっても実績のある大手シャフトメーカーで製作されているケースがほとんど全てと言っていいでしょう。特許などの縛りも少なくないようです。ゴルフ用カーボンシャフトはシートワインディング製法といって、マンドレルと呼ばれる鉄芯にカーボン繊維を巻きつけていきます。



Posted by ゴルフクラブ at 17:48│Comments(0)
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